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HDDに撮り貯めていた番組
「少女たちの日記帳」(byNHK)をやっとこ見た。
毎年、お盆頃になると戦争関連の番組が必ずあるが、
今年は少なかった気がする。
特に民放は皆無だったような気がする。

さて、やっとこ見たこの番組、
総合テレビでダイジェスト、BSでノーカット版と言うべきか、2種類あったが
断然ノーカット版のほうが重みがあった。

県立高等女学校に晴れて入学した1年生の少女たち。
入学した春から原爆投下の前日までの少女達の日常が綴られている。

戦争下とは言え、それは何でもない少女たちの日常。
お母さんの手伝いをしたとか、
夏の制服を家庭科で作ったことが嬉しいとか、
空襲は恐いけど、嫌いな授業の時は警報がならないかな、
級友とちょっとしたいざこざ、
他校の男子生徒とほのかな恋模様・・・。

今の中学生の、本当に普通の12~13歳の女の子達の
こういうと何かくすぐったいが、
まさに瑞々しい思春期真っ只中の日常。

当日、炎天下で建物疎開に駆り出された彼女達、
原爆投下される直前、
「今日は暑いねー」
「着替えた制服が風で飛ばされんようにしなきゃ」
そういった会話で場面が終わる。

そして、その後彼女達がどうなったか・・・。
遺品の焼け焦げた制服を映しつつ、朗読が流れる。
病欠した者以外ほぼ全滅。
即死か、2、3日で亡くなったか、行方不明の者も多数・・・。

戦後50年たった頃、
遺族にとある男性から亡くなった女学生の肖像画が送られた。
記憶をたどりながら描いたという画は、
まさにあの日亡くなった「お姉ちゃん」そのものだったという。

その画の宛名が微妙に違っていたことなど、
当時のほのかな恋模様のちょっとしたすれ違いなんだろうけど、
いいエピソードだなあと思うと同時に、
あまりにも悲しくて切なくて、泣けて泣けて仕方なかった。


お盆頃、たかじんの何でもいって云々という番組で、
ゲストの若い女性が
「毎年夏になると戦争関連のセンチメンタルな番組を放送するけどウンザリする。
そんなことよりチベットの問題とか国際的な問題に目を向けて云々」
といったことを発言していた。

これはマズイことを言ったんじゃないかなあと思ったが
結構意外にスルーされていた。

私はもちろん戦争体験者ではないが、
チベット問題もそりゃ大事だろうけど、
自国でたった60年前に起きた悲惨なことをセンチメンタルと片付けて
国際的な問題もあったもんじゃないと思ったけどなあ。

政治者でもない軍人でもない、
普通の普通の、ホントに市井の人々が巻き込まれた
それはセンチメンタルではなく現実。
ちょっと想像力を働かせれば、
チベットも原爆も同じように大切で深刻な問題だとそう思うよ。

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