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ここ何日か、また今年も原爆に関する番組が放送された。

でも、NHKが大半だったような・・・。
民放のような有名人や芸能人を起用したり、効果音や視覚等で大々的に伝える手法はとらないが、
淡々と事実のみを述べるほうが、逆に衝撃を与えるなと感じた。

私は、もう何度か書いたことがあるが、
子供の頃、広島に原爆が落とされたことは知っていても、長崎にも落とされたことを知らなかった。

あんなに毎年毎年ニュースで流れているのに、こんな大切なことに関心を持っていなかったなんて、
子供とは言え無知も甚だしい。

それが負い目となり、以来こういった番組があれば出来る限り見るように知るようにしている。
実際被爆された方々の体験にはちっとも及ばないだろうが。

今年も何本か見たが、特に印象に残ったのは、日系3世のスティーヴン・オカザキ監督制作、
「ヒロシマナガサキ~白い光、黒い雨、あの夏の記憶」

被爆者の証言、当時の写真(カラー!)、淡々と語られるだけなのだが、
63年たった今も変わらず生々しく、見ていて本当に辛かった。

途中でたまらなくなってチャンネルを変えたが、
そこに映し出されたバカバカしいバラエティー番組にハタと考え直し、またチャンネルを元に戻した。

その番組の翌日は、被爆者のお手紙を紹介する番組だった。
映像なく手紙の朗読だけだったが、これもまた実体験に裏打ちされた生々しい証言ばかりで
聞いていて色々考え込み、眠れなくなってしまった。


     爆発の衝撃で崩れた家の下敷きとなった人を助けられず、
     その内に出火、このままでは自分も巻き込まれるため、どうすることもできなかった。
     ただただごめんなさいごめんなさいとあやまるだけしかできなかった。
     その人は生きながら焼かれ、苦悶の表情で半分だけ焼けた遺体で見つかった。

     被爆者というだけで、いわれのない差別を受けた方。
     
     残留放射能はうつる、などと何の根拠もない中傷を受けた方。
     
     チョコレートの味を知らないまま死んでいった妹と弟たち。
     
     広島出身と言えなくなった方。


そんな証言がただただ淡々と読み上げられる。
どんな戦争ドラマよりも強烈だった。

こういう番組を見た後は、本当に精神が消耗してセンシティブになってしまうが、
今年は、少し元気になれた一言がある。

被爆された方の言葉だが、
「ヒロシマ、ナガサキのその後、3発目の原爆はまだ落とされていない。
 ヒロシマとナガサキの今までの活動の功績は大きい」

戦争は嫌だ。
大切な家族や知人友人が巻き込まれるのは嫌だ。
今の平和が本当にありがたい。

しかし、今は物質面ではとても豊かになったけれど、

ワーキングプア、
格差社会、
高齢者問題、
若年層の就労問題、
理由なき殺人といった凶悪犯罪、
キレる大人に子供
環境問題、

ざっと思いつくだけでもこんなに色々と問題がある。

お金があればチョコレートはたやすく手に入るけれど、
でも、本当は何が幸せで何が不幸なのか、
こんなに平和なのによくわからなくなってくる。
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